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算数LDやADHDの人が電子マネーを利用したほうがいい理由

2025.02.26

電子マネーなどのキャッシュレス決済はとても便利。交通系ICカードやスマホアプリをかざしたりバーコードを表示させたりするだけで現金を使わずに決済できます。このツールはすでに多くの方が利用していると思いますが、筆者のように算数LDで金銭管理が苦手だったり、ADHDの特性で小銭を数えるのが遅かったり、衝動買いをしてしまいがちな人にも適しています。

電子マネーのメリット

私にとって電子マネーにはメリットがたくさん。もう電子マネー無しの生活には戻れません。キャッシュレス最高です。  

メリット1.電子マネーを使うことで計算ミス対策

現金で支払う際、お釣りをピッタリもらうためには計算をする必要があります。しかし、算数LDにより計算が苦手な方にとっては計算ミスをしてしまうことも。また、筆者はお釣りの計算が素早くできないため、以前はお札を出して細かなお釣りをもらうという手を取っていましたが、そうすると財布の小銭入れが小銭であふれてしまっていました。

しかし、電子マネーやその他キャッシュレス決済で支払うようになったらスマホをかざしたりQRコードを読み込んだりするだけでいいのでお釣りをもらう必要がありません。計算ミス対策と財布のスリム化に成功するようになりました。

メリット2 .使う金額を事前に決められる

電子マネーは  事前にチャージ金額を決められます。残高も一目でわかるため、ADHDの特性で衝動買いをしてしまいがちな人でも月にチャージするのはいくらまで、と決めておけば使い過ぎることもありません。

メリット3.財布紛失の防止

ADHDの特性で落とし物やなくし物が多い人もいるでしょう。しかし、電子マネーなら大金を財布に入れる必要もなく、財布を持ち歩かなくて済み、結果的に財布の紛失防止に繋がります。(荷物のスリム化ができるのも、置き忘れが頻発しがちなADHDにはうれしいポイント)  

まだキャッシュレス決済が普及する前、筆者は7万円も入っている財布を落としてしまったことがありました。運が良いことに財布を落としたのが交番の前で、すぐに財布が交番に届けられていて、中身も無事でした。しかし、落とした財布は戻ってこない可能性だってあります。

電子マネーに一本化すれば  、現金の入った財布を持ち歩かなくても大丈夫です。

メリット4.お得なポイントが貯まる

電子マネーは一定金額の買い物をするたびにポイントが貯まり、それを電子マネーに換金することができます。便利な上におまけがつくのはとてもお得です。

電子マネーの注意点

電子マネーの使用には多くのメリットがありますが、つい使い過ぎてしまうという特徴があります。特に、注意しなければいけないのはオートチャージ機能です。使い切ってしまうと自動的にチャージされるため、気が大きくなりどんどん使ってしまうと聞いたことがあります。不安な人はオートチャージ機能を最初からオフにしておくのも一案です。私自身はau payユーザーなのですが、金額を決めてチャージすることで使い過ぎを防いでいます。

まとめ

実体験から  電子マネーをはじめとするキャッシュレス決済は、発達障害のある人  や金銭管理全般が不得手な人にとって非常に有益なツールと言えます。

しかし、先日ニュースで、最近の子どもはお年玉やお小遣いも  電子マネー へのチャージでもらう場合があり、現金を持ち歩かない子どももいる、と、とある学童で現金の使い方について指導している映像を見ました。電子マネーはお釣りが出ないので、お釣りという概念を知らない子どももいるそうです。子どもは一度現金の扱い方を知っておいたほうがお金の概念や価値を実感できるのでいいかもしれないですね。  

また、都心の電車やバス、大手スーパーやコンビニ、チェーン店や一部の飲食店では電子マネーを使えるところが多いですが、個人商店ではまだ現金のみ取扱いの店もありますので、現金と電子マネー、うまく使い分けつつ、まだの方は キャッシュレス生活デビューしてみるのはいかがでしょうか。

 

執筆者プロフィール

姫野桂

フリーライター。1987年生まれ。宮崎市出身。
日本女子大学文学部日本文学科卒。大学時代は出版社でアルバイトをし、編集業務を学ぶ。卒業後は一般企業に就職。25歳のときにライターに転身。現在は週刊誌やウェブなどで執筆中。専門は性、社会問題、生きづらさ。猫が好き過ぎて愛玩動物飼養管理士2級を取得。趣味はサウナと読書、飲酒。

著書
『私たちは生きづらさを抱えている 発達障害じゃない人に伝えたい当事者の本音』(イースト・プレス)
『発達障害グレーゾーン』(扶桑社新書)
『「発達障害かも?」という人のための「生きづらさ」解消ライフハック』(ディスカヴァー21)

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